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ソナプロンとハイプロンの違い|効果は同じ?

ソナプロンとハイプロンの違いは以下の3つです。
| メーカー | NOD (NOD Global Solutions) |
Consern Pharma |
|---|---|---|
| 見た目 | ・青と白のカプセル ・日本語パッケージ |
・赤と黒のカプセル ・英語パッケージ |
| 価格と錠数※ | ・120錠:2,780円 (1錠あたり:23円) ・1箱60錠入り |
・100錠:4,050円 (1錠あたり:40円) ・1箱100錠入り |
※2025年11月25日時点でのグー薬局での販売価格
どちらも「ザレプロン」という成分を有効成分とした睡眠薬であるため、上記3つ以外の
・効果や効き始めるまでの時間、持続時間
・副作用や安全性
などは基本的に変わりません。
しかし、「ソナプロンの方が安いけど品質が不安」「まとめ買いしたいけど、コスパが良いのはどっち?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
そこでこの記事では、ソナプロンとハイプロンのメーカー・見た目・価格の違いをわかりやすく整理していきます。
どちらを選ぶべきか迷っている方にむけて、それぞれどんな方に合っているかも解説しますのでぜひご覧ください。
ソナプロンとハイプロンの共通点
ソナプロンとハイプロンはどちらも「ザレプロン」という成分を有効成分とした睡眠薬であり、寝付きが悪い入眠障害という症状に効果を発揮します。
ザレプロンの配合量も同じなので、効果の強さや副作用などといった医薬品としての本質的な面は基本的に変わらないとされています。
ソナプロンとハイプロンの共通点↓
| 薬の分類 | 非ベンゾジアゼピン系 |
|---|---|
| 主な効果 | 入眠障害の改善 |
| 用法・用量 | 1日1回、就寝直前に1錠 |
| 副作用 | 眠気、めまい、ふらつきなど ※依存性のリスクは低い |
| 翌朝の眠気・だるさ | 残りにくい ※超短時間型睡眠薬のため |
| 注意が必要な人、禁忌 | ・妊娠中・授乳中の方 ・高齢者 など |
ソナプロンの方が安いからといって効果が落ちたりすることはないため、それらの面の懸念や疑問を感じていた方はどちらを選んでも問題ありません。
※効果や副作用などは、体質・体調などによって個人差がある場合があります。
ただし冒頭でも説明したとおり、ソナプロンとハイプロンは製造されているメーカーが異なります。
そのため、価格や1箱あたりの錠数、見た目の部分に違いが出てくるのです。
次の項目からは、ソナプロンとハイプロンの主な違いである①メーカー、②見た目、③価格と錠数についてそれぞれ解説していきます。
違い①メーカー

ソナプロンとハイプロンは、製造しているメーカーがそれぞれ異なります。
まず、ソナプロンを製造しているのはNOD(NOD Global Solutions)です。
NOD社はインドを拠点とした製薬会社であり、開発、製造、品質管理までを自社で行うことで低価格で高品質な医薬品を提供しています。
日本人向けブランド「eightio healthcare」を展開しており、ソナプロンも日本人スタッフの監修のもと製造されています。
一方、ハイプロンを製造しているのはConsern Pharmaです。
こちらもインドの製薬会社であり、現在40カ国以上にジェネリック医薬品をはじめとした医薬品を輸出しています。
2012年には日本支社も設立されており、知名度の高さが特徴です。
違い②見た目
製造メーカーが異なることから、ソナプロンとハイプロンはカプセルの色やパッケージといった見た目の面でも違いがあります。
ソナプロンは青と白のカプセルが特徴であり、パッケージは薄い水色がメインです。
また、日本人向けに開発された医薬品であることから、パッケージ表記は日本語で記載されています。
一方ハイプロンは、赤と黒のカプセルが特徴です。
パッケージは白地がメインで、出荷国や製造ロットなどにより変わってくることもあります。
違い③価格と錠数
ソナプロンとハイプロンはメーカーが異なる別商品であるため、価格と1箱あたりの錠数が異なります。
価格に関しては販売サイトによっても異なるので、購入を検討しているサイトからそれぞれ確認が必要です。
ここでは、グー薬局で販売しているソナプロンとハイプロンの価格と錠数をまとめました。
| 商品名 | ソナプロン | ハイプロン |
|---|---|---|
| 販売価格※ | ・120錠:2,780円 (1錠あたり:23円) |
・100錠:4,050円 (1錠あたり:40円) |
| 1箱あたりの錠数 | ・1箱60錠入り | ・1箱100錠入り |
| 商品リンク |
※2025年11月25日時点グー薬局での販売価格となります。
表を見ると、ソナプロンの方が1錠あたりの価格が安いことがわかります。
またハイプロンの錠数が1箱あたり100錠からであるのに対し、ソナプロンは1箱あたり30錠となっています。
※グー薬局での販売錠数は120錠からです。
また、販売錠数も販売サイトによって異なることがあるので、こちらもそれぞれのサイトで確認しましょう。
ソナプロンとハイプロン、それぞれおすすめの人は?
ソナプロンとハイプロンがおすすめの方は、それぞれ以下のとおりです。
- 価格やコスパを重視する方
- 日本人スタッフが監修した睡眠薬が欲しい方
- 新しく開発された睡眠薬に興味がある方
- 使用実績・知名度を重視する方
- 説明や口コミなどの情報量が多い商品を使用したい方
ソナプロンは、価格が安いこと、日本人スタッフが監修していることなどが大きな特徴です。
睡眠薬を購入する上でコスパを重視する方や、日本人が携わっているという安心感・親近感に魅力を感じる方は、ソナプロンを選ぶと良いでしょう。
一方ハイプロンは、世界中で使用実績があります。
それゆえ国内で使用している人も多く、商品説明や実際に使用した人の口コミなどの情報が簡単に得られることが特徴です。
初めて睡眠薬を服用する方など、「まず有名な商品を使用したい」と考えている方はハイプロンがおすすめです。
ソナプロンとハイプロンの違いまとめ
ソナプロンとハイプロンは、どちらも有効成分としてザレプロンを配合した睡眠薬であることから、効果効能、副作用などは基本的に同じであるとされています。
しかし、製造メーカーが異なるため、カプセルの見た目やパッケージ、価格、1箱あたりの錠数において違いがあります。
価格やコスパを重視する方はソナプロン、使用実績や口コミなどの情報量を重視する方はハイプロンなど、ご自身のニーズに合わせて選びましょう。